Someday Mountains

いつかの山
Someday Mountains

多少計画が変わっても、朝早く起きられなくても、肩肘張らずに登って帰ってこれる低山は、日常の延長線のように身近に感じていたい存在です。街中でもなく、かと言って手付かずの厳しい自然の中でもない境目のような場所でゆったりと漂うような感覚は心地よく、それが低山の良さなのかなと思ったりもします。目に入る植物を思う存分観察したり、あれこれと浮かんでは消えていく思いに思考を委ねながら、短いルートをたっぷり時間をかけて歩いた曖昧な記憶をもとに、今回の膨らんだ葉っぱのモチーフの「いつかの山」を作りました。