硫黄岳 Mt.Iodake / by Yuri Miyata

山の朝は早い。
私たちは遅めの5時起床、朝食を取って山頂を目指す。 

期待と不安でドキドキしながら山道を一歩一歩進んで行く。
森の音や空気を感じていると次第に胸が高まり、足も軽くなる。

森林限界を越えると、やっと頂上が見える。 ここからは稜線のファンタジーだ。    

硫黄岳山荘でおにぎりと豚汁を食べ、夏沢峠方面から下山。
ベテランさんたちは赤岳・横岳へと向って行く。 私にそんな体力は、ない。

オーレン小屋はもうすぐ。
ゴールできる嬉しさと、 1日の登山が終わってしまう寂しさで、 下山はなんだか不思議な気分だ。
そんな私達を照らし続けてくれる木漏れ日はいつもあたたかい。

オーレン小屋→峰ノ松目→赤岩の頭→硫黄岳→夏沢峠→オーレン小屋 標高2760m