棒ノ折山 Mt.Bounoore / by Shimpei Miyata

昨年からの積み残し第二弾。
これまた昨年11月に登った棒ノ折山の記録を簡単に。

前回の赤城山とは打って変わって秋晴れの爽やかな登山。
曇ってたって雨が降ったって、それはそれとして魅力的な山の景色に出会えるのだが、こんな風にスキッと晴れて、そこら中に光が反射するような晴天の日に巡り会うと、どうしたってウキウキと心が騒いで自然に顔がニヤけてしまうから日の光ってのは偉大だと思わざるを得ない。

なんだかんだいったって晴れてるに越したことはないよね。

紅葉は終わりかけの時期だったが、登山道には緑から茶色まで色彩豊かに色づく葉っぱが点在していた。それらを大量に集めて色毎に並べていけばさぞ綺麗なグラデーションが出来上がるだろうと思い落ちている葉を探すも、いざ集めようとすると意外に発色のいいものは少なくて早々と断念してしまった。
そう簡単にNils UdoやAndy Goldsworthyのようなことは出来ない。

途中でFM2のフィルムが終わったので、予備で持って行ったAgfa Optima1035を使用。(以下の2枚)

公共交通機関を使っての登山だと、登山口から出てバス停に向かうまで少しだけ民家の間を歩くことが多い。夕暮れより少し前、山に光が遮られて影が薄く伸びる時間帯にバス停までの道路を歩いていると、まだ小学生だった頃友達と遊んだ後、家に帰っている時の感覚を思い出す。少しの寂しさとホッとした安堵感が入り混じった気持ち。
車で登山口まで来てしまうと感じることもないので、初めて来る田舎道を歩きながらそんな気分を味わうのも公共交通機関での登山のいいところの一つだと思う。

日が陰ると街は人の気配を増していくように感じるのは不思議な感じだなあ、などとぼんやりと考えながらバスを待っていると、鮨詰め状態で到着したバスに乗車拒否されて一気に現実的な気分を味合わされた。

これは悪いところの一つ。