戦場ヶ原 Senjogahara / by SHIMPEI

G.Wも過ぎた今となっては冬の記憶はすでに薄らいで来てしまっているが、2017年の年が明けてから途中何度か山へ行く機会はあったものの、突然の山行中止や3月の展示会準備に忙殺されて、初めて山へ行けたのはそれらの落ち着いた4月になってからだった。

昨年末に新調したgoroの登山靴もそれまで日の目を見ず、玄関先で無駄に存在感を放ちすぎるS8と真っ黒なブーティエルを見る度になんだか悪い事をしているようで、行きたい気持ちと行かなければという変な責任感のようなものでソワソワしてしまっていた。

そういう訳で、やっと全てが一段落した4月になってから靴の慣らしがてら、アイゼンやスノーシューの練習も兼ねて奥日光の戦場ヶ原へ行くことに。(結局山ではないけども)

奥日光は意外に都内からも近く(といっても4時間程度はかかるけど)しかもまるごと日光フリーパスを使えば往復の交通費も抑えられる。4日間有効ってのも中々太っ腹。

山へ行く場合、どうやっても朝早くなるのは仕方のないこととはいえ、目覚めの悪い自分にとっては起きてから電車に乗るまでが登山の工程の中で一番辛いかもしれない。

乗ってしまえば、まぁ後は寝てればいいだけなので。

9:30頃赤沼に到着。
それから三本松茶屋でスノーシューをレンタルして(1000円/人)スタートしたのは10:00頃だった。

今年は雪の量が多かったせいもあり、戦場ヶ原は一面雪が積もっていた。太陽は光り輝き、雪の照り返しが眩しい。雪の山はベースが白くシンプルな景色になるためより他の要素が際立って見えるのがいいよね。

空の青、木影のグレー、葉の緑、樹皮の茶色。
雪面に反射した光が全体に周るせいか、それぞれの色もクリアーに映える。

S8とスノーシュー。

初めてのスノーシューだったが、別に新雪というわけでもなく、普通に歩けたため一通り歩きごごちを確かめた後にアイゼンに切り替え。ザックザックと雪面に突き刺さるアイゼンの安心感ったらないね。

途中木のベンチのあるあたりで昼食タイム。
今回は最高の山ごはんに載っていた「台湾風チキン丼」を作る。

尋常じゃない美味しさに気を失いそうになる。2人して、うまい、うまいぞ、これはうまい、というボキャブラリーに富んだ3ワードを交互に連発しながら一瞬で食べ尽くす。味もさることながら、寒い中で食べる暖かいご飯がこんなに美味しいとは。

ぐるりと一周してまた三本松茶屋へ戻ってきたのは16時前位。

晴れ渡る青空の下、思う存分雪歩きが出来て、アイゼンなどの練習も一通り出来て良かったのだけど、やっぱりアイゼン付けて歩くのは重いね。冬は色々と荷物も増えて、それに伴い装備も一新しなければならなそうな物も出てきてしまい、悩みの種は増える一方。

まぁそれを考えるのもまた楽しみの一つではあるのだけど。